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必要なシステム
警告!
静電気による損傷を避けてください。静電気は電子回路に深刻な損傷を引き起こす可能性があります。以下にそれを避けるための簡単な方法を説明します:
グラフィクスカードはその両端を持ちます。端子あるいは回路の露出部分には触らないでください。
コンピュータに設置する準備ができるまでは、グラフィクスカードは静電気防止袋の中に入れておいてください。
可能ならば、カードを扱うときは身体をアースしてください。通常、
コンピュータ内の電源ユニット表面を触ることによりアースすることができます。
グラフィクスカードを金属表面に置かないでください。
衣類や絨毯や家具から静電気が発生するのを避けるために、できるだけ動作を少なくしてください。
当カードは、解像度やリフレッシュレートそしてカラー表示のすべてにおいて、高性能を発揮します。特に、人間工学に基づいた 120 Hz までのリフレッシュレートは完全に画面のチラツキを取り除きます。当カードは高解像度マルチシンクモニタと組み合わせると最適になるように環境設定されています。
もちろん当カードは、他の VGA モニタに接続することも可能です。ただし、お手持ちのモニタの水平 (kHz) と垂直 (Hz) リフレッシュレートがこのグラフィクスカードに必要な仕様でを満たす場合にのみ、このグラフィクスカードの全能力を引き出すことができる事を知っておいてください。
例: 一般的なマルチシンクモニタの仕様はつぎの通りです。
最大解像度 1280 x 1024;最大水平周波数 50 kHz;最大垂直周波数 (リフレッシュレート) 90 Hz。
あるビデオモードを使用する場合、上述の 3 つの項目について、すべてこのモニタの仕様を超えてはいけません。
たとえば、水平周波数 48.5 kHz でリフレッシュレート 60 Hz のモード 1024 x 768 は選択可能ですが、リフレッシュレート 70 Hz で解像度は同一でも、この場合に必要な水平周波数が 56.5 kHz の場合は、これがモニタの仕様を超えるので、使用できません。
警告!
モニタをその設計値より高い周波数で常時使用した場合、モニタが損傷する可能性があります。
リフレッシュレートを変更する前に、お手持ちのモニタのマニュアルでそのテクニカルデータ (水平および垂直リフレッシュレート、表示可能な解像度) をチェックしてください。
モニタをアナログモードに設定します。このモードを使用するには新しいケーブルあるいは 9 から 15 ピンへ変換するためのケーブルアダプタが必要になる可能性があります。
詳細についてはモニタ付属のマニュアルを参照してください。
DOS で使用する場合:
ソフトウエアを使用する前に、そのアプリケーションが必要とするドライバ (標準 VGA - 640 x 480 ) が、システムにあらかじめインストールされていることをご確認ください。すべてのアプリケーションが、ビデオモードのすべてをサポートしているわけではないので、既存のグラフィクスアダプタを取り外す前に標準 VGAに設定しておくのが安全です。
AT互換機上では2台以上のVGAボードを同時に動作させることはできません。マザーボードあるいはコンピュータのマニュアルを参照して、マザーボードにVGA表示アダプタが組み込まれているかどうかを調べてください。組み込まれていたならばFire GL 1000をインストールする前にこれを使用不可に設定してください。
ほとんどのAT互換機は自動的にグラフィックボードのVGAコントローラを優先して使用するようになっています。
くわしくは、マザーボードあるいはコンピュータのマニュアルを参照してください。
注意:ドライバを導入するためには、Fire GL 1000カード側の VGA コントローラが使用可能になっている必要があります。ドライバの導入後にマーザーボード側のVGAコントローラを使用可能にするには、Fire GL 1000カード側のVGA コントローラを無効にしてください(ジャンパ JP2 をピン 2 および 3 にセット)。この設定のときに、システムブート時のスタートメッセージを見るためには、マザーボードのVGAコネクタに別のモニタを接続する必要があります。
コンピュータの BIOS SETUP の変更
他のグラフィクス/VGA カードがすでに設置されている場合は、そのカードを外す時に、コンピュータのハードウエアコンフィギュレーションの変更が必要な場合があります。この場合、マザーボード上のジャンパ設定を変更しなければいけない場合もありますが (マザーボードまたはコンピュータのマニュアルを参照)、コンピュータの BIOS SETUP を変更するのが一般的です。BIOS SETUP の詳細についてはコンピュータのマニュアルを参照してください。
警告!
1 つのコンピュータで 2 つのアクティブな VGA/EGA ユニットを同時に使用すると、システムは動作しません !!
コンピュータのキャビネットを開く
P3: | モニタコネクタ - 15 ピン D サブ | |
JP1: | PCIバージョン設定 | |
JP2: | オンボードVGA有効/無効 |
ジャンパ | ピン 1-2 | ピン 2-3 | |
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JP1 | PCI 2.1 使用中のシステムがPCI CI 2.1互換のものであっても、Windows95でPCI 2.0設定では問題が発生する場合にのみ使用 | PCI 2.0 デフォルト設定 | |
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JP2 | オンボードVGA使用可 デフォルト設定 | オンボードVGA使用不可 システム内蔵のVGAコントローラを取り外したり使用不可にできない場合、あるいは他のVGAコントローラを使用する場合に、このジャンパ設定にします。 | |
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デフォルト設定 | ピン3と2をJP1でジャンパ ピン1と2をJP2でジャンパ | ||
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注意: ドライバを導入するためには、FIRE GL 1000側のVGAコントローラを使用可能とする必要があります。 |
カードを PCI スロットに取り付けます。
PCI スロットへの取り付け
注意: グラフィクスカードを正しくグランドするために、以下の手順は非常に重要です。
注意: オンボード VGA コントローラをジャンパ JP2 で無効にした場合に、システムのブートメッセージを確認したいときは 2 番目のモニタをコンピュータのマザーボードの VGA コネクタに接続してください。
コンピュータのスイッチをオンにする前にモニタのスイッチをオンにしてください。逆の順序で行うとモニタを損傷する可能性があります。
インストール中のこの段階ではモニタは標準モードで動作しており、より高いリフレッシュレートなどは利用できません
モニタを使用するためにカードの出力信号を最適化するには、チューニングプログラムまたはオペレーティングシステムのチューニングユーティリティを実行することが必要です。
当カードは、デフォルトのスイッチまたはジャンパ設定のままで変更が不要な 'Plug & Play' デバイスとして設計されています。ただし、カードが正しくに動作していないように思われる場合は、設定を変更しても構いません。詳細については [技術詳細] の項目を参照してください。
Fire GL 1000 の特別なグラフィクスプロセッサをサポートするために、システム BIOS は自動的にシステム割り込みを Fire GL 1000 がインストールされている PCI スロットに割り当てます。ただし、このシステム割り込みを、ほかの 1 つ以上のデバイスも使用している場合は問題が起こる可能性があります。問題がある場合は以下を実行して下さい。
ハードウエアの互換性:PCI バスとグラフィクスカード
グラフィクスシステムは、主に 2 つのコンポーネントにより機能します。すなわち、グラフィクスカードとメインボードです。
カードが正しく取り付けられた場合、ブート手順が終わると、モニタ上に DOS メッセージが表示されます。( DOS を使用の場合)
システムが正しくブートしない場合は、以下を実行して下さい。